野村総合研究所(NRI)Career Recruiting

Members 転職者メッセージ

産業系EC・Web開発エンジニア EC / Web
Development Engineer

2020年キャリア入社 福住 舞

NRIを挑戦の場として選んだ決め手は
「技術力」「No.1」「女性活躍」。

私は新卒で外資系大手のIT企業に入社し、ネットバンキングのシステム刷新を担うプロジェクトのエンジニアとして働いていました。自身で開発をしながら、海外のエンジニアをマネジメントすることをメインで担当していました。しかしながら、エンジニアのマネジメントをするにあたり、技術面でコミュニケーションがうまくとれないことがしばしばあり、私自身の技術力をもっと磨きたいと思っていました。そこで、少数精鋭のITベンチャー企業に転職し、B to Cサービスのバックエンドシステムの開発に従事することで、技術力を磨いていきました。その後、将来のキャリアを考えたときに、このまま技術の道を突き詰めるのではなく、習得した知識を、プロジェクトやエンジニアのマネジメントの方に活かしたいという原点に立ち返り、次の挑戦の場を探したところ、NRIに出会いました。

NRIに入社を決めた理由は3つあります。まず、面接をした際に、役員の方でも技術の最新トレンドをキャッチアップしていて、組織としての技術力の高さを感じたこと。次に、国内トップレベルのシンクタンクであり、コンサルティングファーム、システムインテグレーターであること。最後に、女性活躍推進に優れた「なでしこ銘柄」に選定されるなど、女性が活躍しやすい企業であったことです。「技術力」「No.1」「女性活躍」という点でNRIを選んだのです。

影響力のあるプロジェクトの
難局を乗り越えた先にある、成長の「実感」。

入社後は「産業系EC・Web開発エンジニア」部門に属し、最初は海外のグループ企業と合同でソースコードの分析をするプロジェクトに携わりました。NRIは日系企業ですが、海外と関わる機会も多く、英語や中国語など語学力を活かせる点も魅力です。

その海外のグループ企業とのプロジェクトが完了した後、携わることになったのが、数多くの宅配パートナー企業と提携する大手物流会社のプロジェクトです。パートナーが専用端末を使わずに、自身のスマホ一台で宅配業務を完結できる、いわゆるBYOD(Bring your own device)のアプリ開発で、私の担当は主にデータベースまわりのデータ処理や、システム性能に負荷をかけないで済む大容量データ処理方法の考案、データの整合性チェックなど、要件定義を含む上流工程を担うことになりました。実際に多くのエンドユーザーの利便性を向上させられる可能性を秘めたアプリ開発なので、自分の仕事に対する影響力の大きさにもやりがいを感じています。

その反面、課題にぶつかることも多く、周りの先輩や同僚にいろいろと質問をして知識を習得しているフェーズでもあります。単に答えを教えてくれるのではなく、悩んでいる課題の根本的な原因を、マクロな視点から指導していただけるので、広い視野を持って物事を考えられるように成長できた実感を得ています。

働きやすい環境があるからこそ、
技術力を持った「リーダー」を目指せる。

「産業系EC・Web開発エンジニア」のメンバーは、技術力が高く、システムエンジニア寄りの働き方をする人が多くいます。勉強会や社内コミュニケーションツールでの情報交換が活発で、ノウハウや技術をシェアするカルチャーがあるのはNRIの魅力のひとつだと感じます。また、「新人」や「若手」という意識がなく、入社したその時から、ひとりのプロフェッショナルとして、積極的に仕事を任せてもらえるので、新卒でも中途でも早くから成長の機会を得られる環境で働けるところは、大企業であるにも関わらず、ベンチャーのような活気さえ感じるほどです。

また、性別問わずスキルや能力があればプロジェクトのリーダーになれるため、女性も活躍しやすい会社です。男性の育休取得率が高いほか、復職後には以前とかわらずに活躍できるサポートも充実していますし、年間を通じて、5日連続のリフレッシュ休暇を必ず取得しなければならない制度なども、働きやすい環境を、会社として作っていると感じます。

今後のキャリアとして、私の入社面接の際、担当いただいた役員の方が、現場から離れた立場であるにもかかわらず、技術の最先端の話で盛り上がったように、いつまでも最新技術へのキャッチアップを忘れないよう心がけ、技術力も兼ね備えたプロジェクトのリーダーに成長していきたいと考えています。

※内容はインタビュー当時のものです。