野村総合研究所(NRI)Career Recruiting

Members 転職者メッセージ

企画・営業・コンサルティング Business Development, Sales, Consulting

2020年キャリア入社 堀江 優莉香

大手流通業のシステム子会社から、
もっと自分のキャリアを広げたいとNRIへ。

NRIに転職する以前は、大手流通業グループのシステム子会社でSEを務めていました。新卒時、「ITで世の中をより良くしたい」「使う人の立場になってシステムをつくりたい」という思いから、ユーザー系SIを志望し、前職では主にグループ内の食品小売業のPOSシステムや発注システムの保守運用を担当。7年ほど在籍しましたが、その間、研修として1年間小売業に出向し、ユーザー理解のために店舗運営やバイヤー業務に携わる機会があり、それをきっかけに新しいキャリアを考えるようになりました。

ビジネスの現場には、さまざまなITリテラシーの方がいらっしゃり、導入されたシステムが必ずしもきちんと機能しているわけではありません。理想と現実のギャップを身をもって知り、エンジニアを究めるよりも、お客様に寄り添って業務をITで支援していきたいと強く思うように。また、流通業だけではなく、他の業界にも関わってキャリアを広げたいという気持ちもあり、転職を決意したのです。

エージェントを利用して転職活動を進めるなかで、候補として紹介された企業のひとつがNRIでした。キャリアを広げるには申し分のない企業で、私には少しハードルが高いと思ったものの、チャレンジしてみようと応募。実は当初、小売業に関わった経験が活かせる開発系の職種にエントリーしたのですが、その部門のトップの方と面談するなかで、「あなたがやりたいことをかなえるには別の部署のほうがいい」とわざわざ提案いただき、それがNRIへの転職につながりました。

想像していた以上に、NRIは人に厚い会社。
ここでなら、きっと私も大きく成長できる。

転職活動を通じて、NRIは私がイメージしていた以上に誠実で丁寧な企業だと実感しました。応募者の私の意思を尊重してくださり、お客様に新たなサービスを提案するポジションのほうが向いていると機会を提示してくれました。その言葉に促されて再エントリーした時も、すぐに面談をセッティングしていただき、優先して選考を進めてくださった。ここまで人に対する想いの強い企業なら、入社してからも存分に力を発揮できるに違いない。そう考えて私もNRIの一員になりたいと強く希望したのです。

入社後は産業ビジネスディベロップメント部に配属となり、製造業やサービス業などの産業界のお客様に向けて、デジタルによる業務改革を企画提案し、システム導入を図っていく役割を担うことになりました。私にとっては未知のチャレンジで、入社当初は不安も大きかったのですが、上司であるグループマネージャが親身になってフォローしてくださいました。何か困ったことが起きた時、上司に相談するとすぐに的確なアドバイスが寄せられ、私を激励してくださる。本当にNRIは人に対して厚い企業だと思いますし、だからこそ私もこうして頑張れているのだと感じています。

プロジェクトの現場でも、優秀な同僚の方々からいろいろな刺激を受けています。最初にアサインされたのは、食品小売業のお客様に自動発注の仕組みを提案導入するプロジェクト。前職での経験が活かせる案件でしたが、まわりのメンバーのアウトプットのクオリティが非常に高く、感心させられてばかり。みなさんお客様のことを真剣に考え抜き、提案資料の文言まで細かく気を配っている。こうした環境で、おのずと私も鍛えられ、成長しています。

NRIだからこそ得られるチャンスがある。
自分の仕事で、社会が変わったと実感したい。

私のようなキャリア入社まもない若手にも、NRIは大きなチャンスを与えてくれます。食品小売業のお客様のプロジェクトに半年ほど関わった後、私が参加することになったのは、農業分野でのDX案件。生産者から卸売業者、小売業者へとつながるフードバリューチェーンをITで改革し、より効率的な農業を実現しようというものです。まだR&Dの段階で、農業DXの旗振り役となるお客様と、これからPoCを実施していく計画です。社会で前例のない仕組みを創り出そうとしており、DXを推進していく上でどこに課題があり、どう解決すべきなのかも、まだよく見えていない状況。そんな中、お客様からヒアリングを重ねて懸命に考え抜き、私なりに方向性を示すことで、このプロジェクトに貢献しようと努力しています。

求められるレベルは高いのですが、この案件はいまNRIが掲げている、コンサルティングとITソリューションを一体化して革新的なサービスを提供する「コンソリューション」のまさに実践例。社内からも注目を集めており、そこに自分が関われていることに大きなやりがいを感じています。人手不足や低い生産性に悩む農業を革新するこの取り組みは、日本の社会課題の解決につながり、私たちの「食卓」にも直結する。こうして社会に大きな影響を与える仕事ができるのもNRIならでは。これからさらに力を高めて、自分の仕事で社会が変わったと実感できるような、そんな経験をぜひ味わってみたいと思っています。

※内容はインタビュー当時のものです。