<カムバック採用>離れて気が付いたNRIの風土の良さ。コンサルタントとしての新たな挑戦。

カムバック採用として再入社した社員へのインタビュー
野村総合研究所のキャリア採用サイト「NRI career」をご覧いただきありがとうございます。
NRIでは「カムバック採用(元社員の再入社)」を推進しています。この特集では、カムバック採用を経てNRIで働く社員を紹介します。今回は金融ITコンサルティング部の畦地正浩さんです。
NRIを外から見つめ直し、改めて見えてきた魅力とは? ぜひ、ご一読ください。
アプリケーションエンジニアとして経験を積み、さらなる飛躍を求めて転職
――これまでのキャリアを教えてください
2007年に入社し、アプリケーションエンジニアとして11年間、主に金融領域(証券、生保、銀行)を経験しました。NRIではソリューションのエンハンスを皮切りに、下流から上流へと対応範囲を広げていき、組織改善等も経験し、一定の達成感を得ることができました。
一方で、「プレイヤーとしての転職の上限年齢は35歳」という通説に近づき、ビジネス部門の立場でFinTech企業とやりとりし、会社・部門の立ち上げに携わる経験をしたいという希望をかなえるには今がラストチャンスなのでは、と2019年に通信事業会社へ転職しました。
設立間もない、通信事業会社の金融サービス事業を統括する子会社にIT担当として出向し、グループの金融子会社の取りまとめに奔走しました。実態としては、経営企画的な動きが求められていたので、ガバナンス体制の構築・運用、すなわちルールを作り、グループに適用し、設定したKPIに応じて評価・改善をするというPDCAを軌道に乗せるということをなんとかやり抜きました。すでに独自のやり方でビジネスを行っているグループ会社のキーマンに納得してもらい、実効性を高めていくには地道なコミュニケーションの積み重ねが不可欠でした。
その後、さらに事業・サービス企画に近い立場を求めて、2021年に別の通信事業会社へ転職し、通信・非通信を横断して、顧客を同社の経済圏に回遊させるためのID基盤の企画立案~開発・運用に携わりました。
――2社での経験を経て、カムバックに至った経緯を教えてください
事業企画、サービス企画、XX戦略策定、XX部門立ち上げ・・といった一見、NRIでは経験できないようにみえる仕事も、「顧客の課題を捉え、適切なソリューションを検討し、実行に移す」という点ではNRIで実施してきたことと根幹は同じだと、実体験を通じて自分の中で腑に落ちました。
他企業での実務・実体験を踏まえ、今後のキャリアや成長を考えたときに、「課題解決に向けた姿勢・スキル・ナレッジが揃った組織」に身に置いて業務に従事したいと感じていました。外資系のコンサルティング・ファームも選択肢にはありましたが、NRIに再度戻ってコンサルタントとして再挑戦する、というのが今後を見据えてのベストな選択肢では、と思えたのです。
そこで、転職直前の所属部門で直属の上司だった方に、真っ先に相談させてもらいました。この方以外にも、お世話になった方はたくさんいるのですが、気軽に相談できる関係で、コミュニケーション頻度から頼みやすかったのもポイントになりました。
風土の良さに気づいたからこそ、NRIでコンサルタントとしてチャレンジしたい
――カムバック後から現在までの業務について教えてください
現在は、システムコンサルティング事業本部の金融ITコンサルティング部に所属し、PMO領域を中心として、提案~生産活動をさまざまな顧客・プロジェクトで経験させてもらっています。常に、3-4本のプロジェクトに参画する働き方のため、23年の再入社以降、さまざまな業界のさまざまな案件に取り組めました。
コンサルタントとしてはまだ2年目で、提案ひとつとっても苦労しながら進めていますが、デザイン観点からサービスを立ち上げるコンサルティングなど、システムコンサルティング事業本部で初めて知ったNRIのケイパビリティもあり、色々とアドバイス頂ける環境を本当に有難く感じています。
――他社を経験して、NRIに改めて抱いた感想は?
ソリューション・コンサルティングの領域を問わず、「顧客の課題を捉え、解決に向けて貢献していくことに価値があることを理解し、行動すること」が基本姿勢として根付いていること。私が一緒に仕事をさせていただいた諸先輩方・同僚含めて総じて他会社に比べて高いと感じています。
一方で、組織の規模も大きくなってきており、他人事、他責、サイロ化といった大企業病に陥っていないか、所属するメンバーそれぞれが点検する時期に差し掛かっている気もします。
――NRIグループへのカムバックを検討している方へのメッセージをお願いします
私自身、やってみたいことがあって転職をしましたが、よくよく考えるとNRI内で手を上げればチャレンジも可能だったのではと思っています。それはNRIにはさまざまなセグメントに顧客があり、自分がやりたいと思った領域・テーマを実行しようと思えば、チャレンジできる環境が整っているからです。もし、迷っている方がいれば、例えばかつての上司だったりNRIで働く友人に話してみることから始めてみてはいかがでしょうか。
――ありがとうございました
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