NRI career

2010年度以降、ダイバーシティ推進組織（現在はダイバーシティ推進課となっています）を設置し、NRIグループのダイバーシティ＆インクルージョンの推進に取り組んでいます。女性の活躍推進や出産・育児・介護と仕事の両立支援、障がい者の活躍支援、性的マイノリティに関する取り組みなど、さまざまな政策を進めています。

NRIが目指す多様な人材の連携と集結

女性社員向けの取り組みは、2008年度に社長直轄プロジェクトとして立ち上げられたNRI Women’s Network（NWN）によって始まりました。NWNは、「女性のキャリア形成支援」「仕事と育児の両立」「企業風土の醸成」といった3つの柱を活動の基盤とし、研修や制度整備、意識啓発や情報提供などを継続的に行っています。

えるぼし（最高位）

女性活躍推進法に基づき、企業が行動計画を策定し、その旨を届け出た場合、一定の基準を満たし女性の活躍推進に関する状況が優秀であると厚生労働大臣から認定を受けることができる制度があります。NRIは、2017年に「えるぼし」最高位の認定（3段階目）を受けました。

「次世代育成支援対策支援法（次世代法）」および「育児休業、介護休業等育児または家族介護を行う労働者の福祉に関する法律（育児・介護休業法）」に基づき、出産、育児、介護との両立支援を実施しています。

次世代育成支援対策推進法に基づく認定（くるみん、プラチナくるみん）

「プラチナくるみん」とは、次世代育成支援対策推進法に基づく子育てサポート企業の認定のことです。この認定は、「くるみん」認定企業のうち、一定の要件を満たし、さらに高い水準の取り組みを行った企業に特例的に与えられます。NRIは、2007年以来5期連続で「くるみん」認定を受けており、2018年には「プラチナくるみん」にも認定されています。

NRIは、積極的に障がい者雇用に取り組んでいます。2015年7月1日には、障がい者の雇用促進を目的としてNRIみらい株式会社（以下「NRIみらい」）を100％子会社として設立し、障がい者の活躍を推進しています。

研修やeラーニングを通じて、性的マイノリティに関する理解の促進を支援するコンテンツを提供し、ダイバーシティ＆インクルージョンを推進する職場環境の構築に取り組んでいます。

NRIでは、長時間労働を抑制し、ワーク・ライフ・バランスの向上を促進することで、自身の健康や家庭生活を大切にしながら能力を最大限に発揮できる環境を目指しています。

健康経営優良法人（ホワイト500）

健康経営優良法人認定制度は、経済産業省によって2016年度に創設された制度であり、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する「健康経営」の取り組みが特に優れている法人を顕彰するものです。NRIは、健康経営優良法人認定制度の大規模法人部門である「健康経営優良法人（ホワイト500）」に2017年2月から6年連続で認定されています。