NRI career

NRI Leader’s Voice

野村総合研究所のキャリア採用サイト「NRI career」をご覧いただき、ありがとうございます。「NRI Leader’s Voice」は、NRIグループのビジネスを牽引するリーダーたちに、事業の魅力や展望を語ってもらうシリーズです。今回は資産運用生産革新推進部の部長を務める倉谷さんに聞きました。
注）組織名・役職名は取材当時の名称です。

話し手：資産運用生産革新推進部　倉谷 幸志

お客様の期待以上の成果を出すことを心掛ける

――まずは、自己紹介をお願いします。

資産運用ソリューション事業本部の部長を務めている倉谷です。私は、大学で機械工学を学び、新卒でNRIに入社しました。もともと資産運用に関わりたくて入社したので、資産運用一筋のキャリアを歩んでいます。現在は資産運用生産革新推進部の部長として、資産運用本部全体の開発技術や生産性向上に資する活動に取り組んでいます。趣味はいろいろありますが、サッカー観戦です。週末はスタジアムにJリーグ観戦に行きますし、欧州サッカーも５～６チームの試合を常に追いかけていますので、週末はまさに寝る間を惜しんで没頭しています。好きなチームが勝った翌週は仕事のパフォーマンスもずいぶん高まります。

――資産運用一筋なんですね！

資産運用ソリューション部門の中ではたくさん異動を経験しましたが、もともと資産運用ソリューション事業を担当したかったこともあり、別の業界の担当への異動などは希望しませんでした。

――そうなのですね。仕事をする上で大切にしていることなどはありますか？

主に3つのことを大切にしています。まず、仕事は最後までやりきること。当たり前かもしれませんが、うまくいったことはもちろん、うまくいかなかったことも含めてしっかりとお客様にご報告し、納得いただくようにしています。2つ目は表面的な言葉には表れないお客様の課題感や、やりたいことをしっかりと言語化すること。これは、対面のお客様だけでなく、エンドユーザーまで含めて、ヒアリングを行い、会社としての合意形成を図ります。これによって目指すゴールがぶれず、プロジェクトを手戻りなく進められます。最後は、お客様の期待以上の成果を出すことを心掛けることです。顕在化している課題だけでなく、潜在的な課題を発見し、それらを含めて解決できる提案をしていきたいと常々思っています。

金融分野に強いNRIならではの付加価値をどう生み出すか

――現在の組織について教えてください。

資産運用ソリューション部門では、金融機関の中でも、特に資産運用に関わるお客様に対して、NRIのケイパビリティを活用し、コンサルティングからシステム開発、そしてエンハンスメントまで幅広くサービスを提供しています。資産運用部門には、NRIで開発・運営しているSaaSも多く、フロントからバックオフィスの業務までお客様のさまざまなビジネスの用途にご利用いただいています。また、資産運用会社とブローカーや販売会社とをつなぐトレーディングシステムやネットワークシステムも運営しており、資産運用業界になくてはならないシステムを多数提供しています。例えば、日々新聞に掲載されている投資信託の基準価額は、NRIのアプリケーションで計算した数字が使われています。

――それは知りませんでした！今、組織としてどんな目標を掲げているのですか？

家計・個人の資産形成が進む中で、資産運用業界ではさまざまな変革が進んでおり、我々のお客様も、運用力の強化、信頼性の向上、業務効率化等の対応に迫られています。そういったお客様をデジタルの力で支援し、日本の「貯蓄から資産形成へ」を後押しできる組織になることを目指しています。
ただお客様からの要求に応じているだけではなく、最新のテクノロジーの利用や新しいビジネスアイデアを提案し、金融分野に強いNRIならではの付加価値をより多く生み出せるようになっていかなければならないと感じています。

――目標の実現に向けて今何が求められていますか？

技術力やプロジェクトマネジメント力を上げなければなりませんし、ビジネスアナリストとして顧客訴求力のある提案能力の向上も必須です。我々の組織では、アプリケーションエンジニア、プロジェクトマネージャー、ビジネスアナリストといったさまざまな役割をもつ社員同士の連携と活躍があって、初めて事業が成り立っていますが、どの役割であっても、責任をもって仕事をやりきることができる人、そして、社内外のステークホルダーをリードしていく気概を持っている方が求められていますね。

目の前の仕事が社会に繋がる

――この組織だからこそ経験できる、やりがいや機会について教えてください。

我々のお客様にはDXの推進に課題を感じておられるケースが多いです。そうした状況下において、私たちはデジタルの力でお客様とともにビジネスを共創し、市場の拡大を後押しすることができます。実際、新NISAなど社会の動きと、目の前の仕事の繋がりを感じやすく、お客様だけでなく、資産運用という業界への貢献も感じる機会が多いと思います。

――社会や業界に影響を与えられる仕事というのは面白いですね！

そのためには、お客様の近くで業界のノウハウを身に付けなければなりません。さらに、最新のテクノロジーや開発手法を扱いながらの仕事となりますので、自身の成長機会が多いことも魅力となります。また、アプリケーションエンジニア、プロジェクトマネージャー、ビジネスアナリスト等、さまざまな職種へのキャリアパスがあり、その人のタイプにあった仕事を見つける機会も豊富にあります。入社後はさまざまなプロジェクトで経験を積んで、NRIの開発手法やビジネスのやり方を習得し、将来的に組織の中心的存在としての活躍を期待しています。

――本日はありがとうございました。

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