NRI career

NRI Leader’s Voice

野村総合研究所のキャリア採用サイト「NRI career」をご覧いただき、ありがとうございます。「NRI Leader’s Voice」は、NRIグループのビジネスを牽引するリーダーたちに、事業の魅力や展望を語ってもらうシリーズです。今回は、通信・サービスソリューション事業本部の統括部長を務める岡野さんに聞きました。

注）組織名・役職名は取材当時の名称です。

話し手：通信・サービス事業本部　岡野　正明

「赤心片片」 すべてのことに誠心誠意を尽くすことを大切に

――まずは、自己紹介をお願いします。

私は1997年に新卒でシンクタンクに入社しました。大学院で数値解析を学んでいたので、それを民間向けのシミュレーション案件に活かそうと考えていました。しかし、実際にはシミュレーション以外の案件に多く携わることになりました。その中で、通販業界向けの大規模SI案件に関わったことが大きな転機となりました。大炎上プロジェクトではありましたが、お客様と一体となって無事に完遂し、最後は「ありがとう」の言葉と涙ながらの握手で終えることができました。この経験によって、ビジネス向けのシステム開発に魅力を感じ、NRIへ転職しました。

――NRIに転職後は、どのようなキャリアを積まれてきましたか？

転職を機に、アプリからインフラにキャリアを転向して、システム基盤の構築プロジェクトを数多く担当してきました。お客様にとっても社会的にも重要なシステムで、関係者の多い大規模プロジェクトの立ち上げからリリース、その後のエンハンスにわたってよい経験をさせていただいたと思っています。座右の銘は「赤心片片」で、すべてのことに誠心誠意を尽くすことを大切にしています。どんなときもこの言葉を心掛け、関わっている人（お客様や社員、ビジネスパートナー）や仕事に心を尽くすことを大切にしています。

キャリア入社後の活躍を後押しする環境

――現在の組織について教えてください。

産業ITソリューション部門の通信・サービスソリューション事業本部では、日本を代表する大手の通信キャリアのお客様に対して、重要な顧客接点である店舗やオンラインショップ、コンタクトセンターなどの事業に直結するシステムや、IDや決済のような経済圏ビジネスを支えるシステムを担当しています。本部内の部署は、システム領域ごとに構成しています。

――お客様のビジネスに深く関わる業務をされているんですね。部内の雰囲気はどのようなものですか？

元々、社内のさまざまな部署から人が集まった組織であり、最近はキャリア入社の社員も増えて多彩なバックグラウンドを持つ社員がいます。キャリア入社の方は経験に応じて最適な役割をプロジェクトの中で担っていただいています。中には、キャリア入社後1-2年でプロジェクトリーダー（PL）またはプロジェクトマネージャー（PM）として活躍している社員もいます。お客様の競争環境の変化に応じて、我々も、サービスのローンチまでのスピードが求められます。そうした背景だからこそ、若手社員にも積極的に仕事を任せることができ、若い年次からの活躍を後押ししていると思います。

開発パートナーではなく「ビジネスを共創するパートナー」として

――組織としてどんな目標を掲げているのですか？

私たちは、重要な社会インフラを構成するシステムを担っています。サービス拡充のスピード感を維持したうえで、トラブルのないリリースを続けていくこと、また、高負荷のトラフィック量が続く状況においても安定稼働を保つことなど、継続的なエンハンスに力を入れることで 「圧倒的な品質」 でプレゼンスを発揮し続けます。
新しい技術の実践にも積極的に取り組み、社内でも「先を行っている組織」であり続けたいです。例えば、生成AIを活用した生産革新活動は、既に実プロジェクトに適用しています。
また、コンサルティングなどNRI全社のケイパビリティを活用することで、単なる開発パートナーではなく、「ビジネスを共創するパートナー」として、お客様への事業貢献に力を入れていきます。その結果、お客様とともに栄えることができれば最高です。

――今回の採用でどのような活躍をキャリア入社者に対して期待していますか？

今回の採用では、システム開発でリーダーシップを発揮できる方を求めています。特に、設計・開発のリードを担当して、その活動の中でNRIが強みとするシステム開発手法を習得してほしい、また数年後にはプロジェクトの中核を担うPLやPMとしての活躍を期待しています。その先は、マネジメントを担当するほか、お客様とのビジネス共創の推進役など、さまざまなキャリアがあります。

ビジネスの成功を一緒に追求する

通信キャリアという社会インフラを支える大規模なプロジェクトに携わることができ、またAIなど最新のテクノロジーを活用したプロジェクトにも積極的に挑戦できます。関わった仕事が世に出ていることを実感しやすいので、非常に大きなやりがいがあります。こうした点に魅力を感じていただける方々からのご応募を心待ちにしております。

――通信キャリアならではの多くのやりがいと成長機会があるのですね。本日はありがとうございました。

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