<カムバック採用>元上司の言葉をきっかけにNRIへ再入社。家庭と自分を大切にする働き方とは。
カムバック採用として再入社した社員へのインタビュー
野村総合研究所のキャリア採用サイト「NRI career」をご覧いただきありがとうございます。
NRIでは「カムバック採用(元社員の再入社)」を推進しています。この特集では、カムバック採用を経てNRIで働く社員を紹介します。今回はYHシステム事業部の佐々木 真理子さんです。プライベートの理由により、一度はNRIを離れた佐々木さんがどんな経緯で戻ってきたのか、また再入社後の働き方について聞きました。ぜひ、ご一読ください。
プライベート・勤務地の都合でNRIを退職。元上司の言葉が再入社のきっかけに。
私はNRIに2度入社しています。1度目は新卒で入り、食品・教育・製紙など、さまざまな業界のお客様のシステム開発やプロジェクトマネジメントを担当していましたが、入社5年目のときに結婚し、仙台で働いていた夫と暮らすためにNRIを退職しました。その後は仙台に支社を持つシステム開発会社で働いていましたが、夫の都合もあって転職の1年後には夫婦で東京に戻ることになったのです。
転職したシステム開発会社は東京に本社を構えていたため、私は仙台支社から本社に異動する形となり、東京でも同じ会社で働き続けていました。在籍当時は200名規模の小さな会社であったため、本社異動後はシステム開発やPMOに加え、RPAの営業や教育、採用、広報、さらにはオフィスのデザインなども任されるなど、幅広い業務に携わりながら穏やかな日々を過ごしていました。しかし、システム開発の業務から離れている時間が長くなるに連れて「エンジニアとしてのスキルが失われてしまうのではないか」という不安も感じ始めていました。
そんなときにNRI時代の元上司と話す機会があり、私に「戻ってくればいいじゃないか」と声を掛けてくれたのです。もともと私がNRIを辞めた理由は勤務地の事情だけだったので、結局東京で働くのであればNRIに戻りたいという思いもありました。上司の言葉をきっかけに「再び大規模なプロジェクトで活躍したい」「昔の仲間たちと一緒に働きたい」という思いが募り、NRIへの再入社を決めました。
独身時代のように仕事最優先ではなく、家庭と自分を大切にする働き方にシフトした。
そのような経緯でNRIに戻ったものの、私が復帰した2020年以降はコロナの影響によってリモートでの仕事がメインになりました。家に居ながら仕事と家事を両立しなければならない状況でしたが、プロジェクトの繁忙期には家事が疎かになることも多く、独身時代のように目の前の仕事だけを優先して働き続けることの難しさを痛感しました。
このままでは仕事も家庭も上手くいかなくなると感じ、思い切って上司に相談したところ「家庭を大事にするべきだし、自分を守りながら働いてもいいんだよ」と優しくアドバイスしていただけました。それからはミーティングの時間帯の調整であったり、「この日は家庭の事情で休みたい」など、自分の中だけで溜め込んでいたことや言い出しにくいと感じていたことも素直に言えるようになったほか、上司や周囲に協力を得ることを恐れず、家庭やプライベートを大切にしながら働こうと考えるようになりました。
裁量労働制のメリットは、自分自身でその日の業務時間帯や業務量をコントロールできることにあります。今では私も裁量労働制を上手く活用し、「今日は夕方からプライベートの予定があるので15時で仕事を終らせます。その分の仕事は明日以降に対応します」といった業務調整も、時々実施しています。
男女ともに長期的な視点でキャリアを描きやすい環境が整っている。
現在は大手運輸会社様の業務を支えるシステム群や基盤の稼働を統制するプロジェクトチームにPMOとして参加し、プロジェクトの収支管理や工数管理、パートナー管理などを担当しています。システムや基盤の設計・開発・構築に直接関わる仕事ではありませんが、誰かをサポートする仕事が好きな私自身の志向にマッチしたポジションであり、業務を通じてプロジェクト全体に貢献できた際には大きなやりがいが得られます。たとえば同プロジェクトチーム内において大きなコストとなっていたパブリッククラウドの運用方法を見直し、プロジェクトチーム全体への意識改革を促し続けた結果、取り組みを始めてから約1年で数千万円単位のコスト削減を実現することもできました。
私は一度NRIを離れていましたが、社内で働いているときも、社外から客観的に見ていたときも、NRIには「自分の仕事に誇りを持って働いている人が本当に多い」と感じます。プロジェクトの規模はもちろん、社会的にもインパクトの大きい仕事ができる環境に加え、「お客様と一緒に最後までやりきる」という社員一人ひとりの責任感がNRIらしさを形作っているのかもしれません。
また、その一方でNRIは個人の志向やライフステージに応じて柔軟に働き方を選択できる会社でもあります。スキルアップやキャリアアップを重視してチャレンジングな業務に挑戦することもできますし、家庭やプライベートの状況を考えながら時短勤務や育休を選択することも可能です。私の周りでも時短勤務で働く社員が増えていますし、男性社員の育休取得も一般的になりました。男女ともに長期的な視点でキャリアを描きやすい環境が整っていると感じます。
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