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女性も働きやすいオフィスを目指して「レディースルーム」が各拠点で続々と開設

NRIのHRに関わるメンバーがそれぞれの視点からNRIの魅力を綴るブログ「NRI Career Blog」

自身の経験を活かし、想いを込めて部屋作りを推進

女性が働きやすいオフィスになるように、と誕生したレディースルームの運用がNRIグループの各拠点で次々と開始されています。

「NRIグループは女性が働きやすいよう、産前産後休暇などの制度面は整っています。ですが、実際にオフィス設備などを見ると、『制度に設備面が追い付いていない』といった声が、一部の社員からありました。」

レディースルームを企画・推進している鹿間さんはそう話します。

これまでも授乳を続けながら仕事に復帰した社員が、乳腺炎等にならないよう搾乳を行うための『マザーズルーム』という部屋が設置されていました。ですが、案内等が十分では無く、知る人ぞ知る部屋になっていました。

鹿間さんは、そうした環境の中で妊娠期や授乳期を過ごし、辛い経験もあったからこそ、当事者の一人として社員の声を丁寧に聞きながら、利用者目線での部屋作りにこだわり、推進しています。

その結果、生理痛などの際にも利用できる女性専用の休憩室として、レディースルームの運用が始まりました。

ソファは妊娠中でも安心して立ったり、座ったりが楽にできるように床からの高さが低く、やや硬めのものを選びました。搾乳した母乳を保存できるよう、冷凍庫や除菌シートなどのある備品棚も用意しています。

部屋を作るだけでなく、こうした一連の取り組みを積極的に社内ポータルでも発信し、男女問わず多くの方の目に触れるよう、広報も行いました。さらに大阪中之島オフィスでのレディースルーム開設の際には現地で説明会・内覧会を行っています。

「自身の言葉で皆さんになるべく身近に感じていただけるよう発信しています。女性社員が働き続けたいと思えるオフィスにしたいと思っています。」

そう語る鹿間さんは誰もが過ごしやすいオフィスを目指してこれからも声を聴き続けていきます。

writer:串間 淳
2007年より約5年間、販売促進の代理店で営業を務め、その後、大手人材サービス会社へ転職。約10年間、IT・コンサル業界のキャリア採用支援に関わったのち、2023年1月より野村総合研究所人事部のキャリア採用担当としてジョイン。採用ブランディングを主に担当しています。